2010年03月31日

鮨 縁@岡山 最高の夜になりました。

2010/3/29訪問

もちろん、ラーメン店でビールという線でもいいのですが、
もともと魚好きの私。

瀬戸内を目の前にして、なんかうずうずしました。
そこで、寿司屋さんをネットで探したら、ここが一番合いそうだと思いました。

ホテルから15分くらい歩きましたが、のんびりでかけました。

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マンションの一階に店はありました。
小さな札があるだけで、わかりにくいですが、こういう感じ大好き。

店にはいると、新しいせいもあるでしょうが、とってもきれい。
長年の勘は当たりました。
この香り、空間なら間違いない。

若い奥様がお出迎えしてくれました。

白木の大きなカウンター席。

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うーん、落ち着きます。

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ひざかけは席ごとにがらの違う和手ぬぐい。

まずはお疲れさん、自分!

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若いご主人ですね。40歳手前くらいかな。

ここではおまかせコースのみ。
何も言わないでも始まりました。

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イイダコ煮    わさび茎の酢漬け
クエの炙り    小柱焼き


さすが岡山。
重厚な備前焼の器に次々と出されるようです。

イイダコは瀬戸内の名産。
柔らかく煮込まれ、これから何が出てくるのか楽しみになります。

島根産わさび茎の酢漬けは自家製。
島根のわさびは香り、色、抜群です。

クエはよく脂がのって一言うまい。


小柱は結構大振りで歯ごたえが楽しいです。

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初鰹のやまかけ   太刀魚の炙り
アワビ煮        ウニ巻き

初鰹、さわやかな香りだけど、脂のない物足りなさを
山芋でカバー。さすがです。

太刀魚、醤油つけ焼きが香ばしいです。

アワビ、とっても大きなものです。柔らかくてグッド。

ウニは小さな手巻きで。おいしーーーー!


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ママカリ焼き    真備町のタケノコ煮
まながつお炙り  牡蠣の塩辛

ママカリは岡山名物。
しめて食すことが多いけど、こうやって炙るとおいしさがよくわかります。

たけのこは香り抜群。

まながつおはちょっと炙って食べたのは初めて。
ポン酢がよく合う。

牡蠣の塩辛は超絶のうまさ。
ムーリーペーストを思い出しました。
牡蠣って旨みがすごいんですねー。

岡山の地酒「竹林」がよく合いました。

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備前の平皿がきれいに洗われ、握りのスタート。

石鯛  はりいか(ヤリイカをこちらではこう呼ぶそうです)

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コハダ  壱岐のまぐろ赤身
中トロ  赤貝


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焼酎も麦、芋といただきました。
しらさエビ、穴子と極上の握りを堪能し、
最後はデザートに伊達巻き玉子。
甘くておいしかったー。


ご主人は東京の寿司屋さんが好きでよく来るそうです。
いろいろなお店を回って、独自のカラーでこのスタイルを
確立されたのでしょうね。

開店して1年9ヶ月。
すでに名店の仲間入りですね。
岡山に行ったら、絶対に寄りたい店です。


 
posted by ぼぶ at 22:30| Comment(2) | TrackBack(1) | 寿司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MARISCOS BOO(マリスコスブー)@自由が丘 すばらしい!スペイン風ビストロ

2010/3/24

以前からおいしいよ、と聞いていたスペイン風ビストロ。
仲間と行ってきました。

店は駅から少し離れて、しかも静かな場所にあります。
知らなければ入らないようなところ。。。

半地下になっていて、階段を降りていくと左にドア。
開けると一段上がっているけど、暗いので注意が必要かも。

カウンターと2卓の小さなテーブル席。
4人がけがせいぜいかな。

ここは6年ほど前にバーから転身したらしいです。
女性客が多いのはスタッフが全員男性だから?

シェリー酒をもらい、

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タパスの盛り合わせからスタート。

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上の野菜のポタージュスープも盛り合わせの一つ。
気が利いています。

5人だったけど、5皿に取り分けてくれました。
テリーヌ、コロッケ、バジルのミルフィーユなど、最初からうなってしまいました。

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白ワインにスイッチして、どんどん行きましょう。

薫製盛り合わせです。

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抜群の薫製香。
ハム、チーズ、レバーなど、素晴らしいワインのお供ですー。

バーニャカウダです。

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味噌を練り込んで作ったソースが絶品!
パンに塗ってもおいしいでしょうね。

キャベ玉、と称するオリジナリティあふれるものです。

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キャベツに味付けし、半熟の玉子をからめていただきます。
これおいしい!
家でまねできそう。

アンチョビと野菜のパスタです。
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プチヴェールなど、野菜が主役とも思わせるおいしいパスタです。

ウニのクリームパスタ。
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こちらの定番とも言うべきパスタみたいです。
ねっとりした舌触りがもう。。。

ワインはスペインのシャルドネ1本、オーストラリアのシラーズ1本を
あけました。どちらも大満足。


また来るのは決定です。
どなたか一緒にいってくれませんかねえ。。。(^^;

 
MARISCOS BOO  マリスコスブー

posted by ぼぶ at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 寿司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

寿司ダイニング 心(しん)@新白河  きれいな寿司ダイニング、極上の味わい

訪問日:2009/10

白河に出張に行くのはけっこう楽しみでもあります。
意外に食がおいしいのですよ。

前回の美国もそうなんですが、この日は新たに開拓してみました。
以前から国道沿いにあるきれいな建物が気になっていたのです。

店にはいると、靴を脱いであがるシステム。
すぐにカウンターがありますが、この席がよさそうですが、
団体なので奥のテーブル席へ。

さて、食べ方開始です。
まずは乾杯。

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先付けは鰺の南蛮漬け。
のっけからおいしくてびっくりしました。

刺身盛り合わせ1人前 1800円
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新鮮でこれまた驚きました。

牡蠣もおいしいし、 780円
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まぐろの鉄板焼きが絶品。 750円
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牛焼肉サラダもうまいな〜 780円
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まぐろの皮揚げ。 380円
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不思議な食感ですが、これ気に入りました。

宝山をキープして、あとは飲みまくり。。 4300円
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ゴボウ揚げ。 380円
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帆立のカルパッチョ。530円
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お新香巻き。480円
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最後は握りを少しいただいてフィニッシュ。
赤貝@480円、穴子@280円、ねぎとろ650円
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参ったな、
ここも格別のおいしさだ。
次はどこに行くか迷ってしまうな。

寿司ダイニング 心

食べログ寿司ダイニング心 (寿司 / 新白河)
★★★★ 4.0

posted by ぼぶ at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 寿司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月20日

すし屋の芳勘@学芸大学 小皿が楽しい寿司屋

もう25年来通っている店。
以前は小さい店で、押すな押すな、という感じだったけど、
オーナーの服部さんが自分のマンションを建て、
その1階に移転してからは収容人数50名くらいになった。

カウンターが2列にテーブル席が12人分。
寿司屋としては広すぎる気もするが、
これが連日そこそこ入っているからすごい。

服部さん(通称おやじさん)の人柄もあるだろうが、
ここの小皿料理はほんとにおいしい。
今となっては大トロの炙りなぞ、普通にあるけど、
初めてやったのはこのおやじさん。

他にエシャロット、芽ねぎ、しいたけなどの握りも開発した。
これもよく見るようになった。

初期は、

「大トロを炙るなんて、もったいない!」

と客に怒られたりしたそうだが、
そもそものきっかけは、たまたま仕入れた大トロがよくなかったので、
ひらめきで炙ってみたそうだ。

このひらめきがおやじさんの真骨頂。
私の舌に実に合うのだよね〜。

さて、本日のラインナップをご紹介。

・鰆の南蛮漬け
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さわやかでスターターとしてはばっちり。
もちろん、

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こいつと共に。。。

・あん肝
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私はここであん肝のおいしさを教わった。
柔らかく仕込んであり、いつも絶品。
自家製ポン酢がまたいいのよね。。

・汲み上げ湯葉
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自家製生湯葉に上品なお出しの餡がかかっている。
ゆず胡椒がまたいいアクセント。

・紀州の梅干し
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この梅干しよりおいしいものに出会ったことがない。
特別に作ってもらっているそうで、
箱売りもしている。

1kg 5600円
500g 2800円
つぶれ梅1kg 2800円

意外とリーズナブルだと思う。
あまりのおいしさにその場で買い求める人が多い。
 

・生麩の田楽
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生麩も手造り。
フライパンで油焼きして、これまた自家製の田楽味噌を塗る。
これ食べると、幸せを感じます。。。

・穴子のあらい
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穴子を骨切りし、軽く湯通しして氷水でしめたもの。
ここの名物の一つ。
自家製辛子味噌が抜群。
昔はそぎ切りしていたけど、食感の点でこうなったとか。

・フルーツトマト
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めちゃくちゃ甘かった。

・帆立の磯辺焼き
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「勘」という名のつく店ではよく見かけるメニュー。
こういう風に焼いて海苔で包むと、帆立がもっちりとした、
お餅のように思えるので不思議。

・初鰹
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柔らかで旨味たっぷり。
鰹が出回るころ初夏を感ずる。
いい季節ですね〜

・鰺のゴマポン酢
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鰺をバターで焼き、胡麻ダレにポン酢を混ぜたものをかけてある。
これも最高においしい。
このソースは皿をなめたいくらい。
・・・ということで、

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シャリを足して、ついでに海老も入って、
リゾット風になって再登場。
たまらんす。。

このころにはお酒も2杯目。

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底抜け、というからくち酒。
ぐいぐいいってしまうのです。(^^;

・白海老の唐揚げ
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普通寿司屋ではそのまま出すけど、
ここでは揚げてしまいます。
海老系は熱を通した方が絶対おいしいと思うので、
これは大歓迎。

・牡蠣のグラタン
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マヨネーズも使って、最高の味わい。
これまた、残ったおいしいソースで、

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姿を変えてやってきた。
干しぶどうやいくらも入って、なんと贅沢な。。。

。水だこポン酢
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生の水だこって輪切りにするとかみ切れなかったりするけど、
こちらでは薄く、小さくスライスしている。
こうすると余計たこの甘さがわかる。
吸盤もこりっといい食感。 
 
・車エビの巻物
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海老で何か、と言ったら、即興で作ってくれた。
海老を揚げて、三つ葉とともに海苔で巻いたもの。
味付けは塩だけで。
これもナイス!

・とろしゃぶ
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さあ、やっときました。
これまた名物のとろしゃぶ。
軽く湯通ししたとろが、酢味噌をまとって最高の味わい。

・青ザーサイ、おくらの漬物、べったら漬け
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ここは漬物もこだわっている。
青ザーサイ、べったらの本当のおいしさも
ここで教わった。

・めひかりの唐揚げ
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茨城北部から福島県南部の海岸でよくとれる深海魚。
身が柔らかく、とってもおいしい。

・いかの中華風和え物 
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ゴマ油を使った料理。
いかの甘さが引き立つから不思議。

・とろ串 
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待ってました。とろ串。
塩だけで味付けされた大トロの串焼き。
さすが本家。
めっちゃうまい!

・鯛のたらこ餡
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鯛を湯通しし、たらこのくず餡をかけてある。
柚子の香りもさわやかでたまらない一品。

そろそろ握りタイム、ということで
あがりを・・・
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寿司屋の粉茶はなんでおいしいのでしょう。

・エシャロット
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まずは名物、エシャロット。
うずら玉子の黄身がのっかり登場。
不思議なおいしさにはまり、
ここに来ると必ず頼むのです。

・鯛
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明石の鯛。
しこっとした歯触りがなんとも。。。

・椎茸バター
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椎茸をバター焼きし、醤油で味付けたもの。
これがまた、もう。。。(^^)

デザート一品目
・手造り羊羹
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洋梨の羊羹。
意外なおいしさと食感。

・杏仁豆腐
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自家製杏仁豆腐。
毎日何個作るのでしょうか。
キウイソースがかかって、とってもおいしいのです。 

あ〜〜〜今日も満腹、満足でした。

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すし屋の芳勘

東京都目黒区鷹番3−16−19 サザン・パレス服部1F
電話 03-3793-6261 
営業時間 12:00〜15:00、17:00〜23:00
定休日 水
座席 53席

posted by ぼぶ at 09:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 寿司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月25日

寿司屋の勘六@銀座 気軽に使える寿司屋

お客様と共に銀座でお疲れ会。

私、実は3食寿司でもいいくらいの寿司好き。
実際そうはいかないけどね。。。
ラーメンは毎日でも食べ歩きできるけど、
寿司は経済的にそうはいかない。

なので、たまに行く寿司屋には
強力にこだわりたいと思っている。

銀座の寿司屋はどこも高い
そんなイメージもつきまとう街だけど、
それでも普通の寿司屋もたくさんある。

ここはそんな店の一つ。

のれんをくぐると、清潔な店内。
にこにこしたご主人がお出迎えしてくれる。

まずは、おつかれさま、ということで。。。

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何も言わないとスーパードライが出てくるが、
スーパードライは味がないので嫌い。
なので、キリンの一番搾り。
ほんとはクラシックラガーがいいけどね。

話はそれるが、ビールの好きな順
クラシックラガー>サッポロ赤>ハートランド>エビス>一番搾り>
サッポロ黒>プレミアムモルツ>モルツ・・・
これらはかなりの僅差。
そのずーーーーーーーっと下の最下位にスーパードライ。

でも、この順は料理によっても変わる。
プレミアムモルツが一番合う料理もあったりする。
スパニッシュなんか合いますね。

中華料理では青島、タイ料理はシンハ、沖縄料理はオリオンとか、
単体で飲むとそれほどでもないのに、
土地の料理と合わせると、不思議においしかったりする。

東京ドームでは断然一番搾り。
売り子ちゃんがかわいいので、、、(^^;

さて、元に戻します。

突き出し。

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わさびの茎と焼き油揚げの和え物。
鰹節もきいていて、すっきりおいしい。

アゲマキ貝と銀杏

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マテ貝のような、貝。
深い味わいでおいしかった。
季節はずれの銀杏もね。

山菜の天ぷら、ミニかき揚げ

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山菜はタラの芽。春の香りで大好きな食材。
かき揚げもおいしい。

合わせるお酒は、今日は浦霞。
まだ日本酒が1級、2級のころ、よく飲んだお酒。
今ではあまたある日本酒でも、おいしいと思う。

いよいよ、お刺身登場。

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うーん、豪華豪華。
中トロ、赤身、ホッキ貝、鯖、鰺、鰹、いわし、平貝、スルメイカ、
子持ち昆布、赤貝、さざえ。

いいねえ、お魚さんいただいてると、幸せ感じる。

そして、握りへと進んでいくがその前にお新香。

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赤カブ大好き、長いももおいしい。

握り2人前。

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4人いたけど、2人前で充分。

穴子、ボタン海老、鯛が特においしかった。。

このあと、のんべにはかかせない、しじみの味噌汁もでてきて、
ほーっと一息。


どれもこれもおいしく、満足のお会計は@12000円。
お酒もずいぶん飲んだし、まあ、銀座にしては普通じゃないかと思うです。

この後、夜の街に繰り出して行き、
酩酊したのはナイショの話。。。


寿司屋の勘六

住所:東京都中央区銀座8-7-21
電話:03-3571-0850
営業時間:17:30〜翌:00
定休日:日祝

posted by ぼぶ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 寿司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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