今年は上海蟹をまだ食していないことに気が付き、
あわてて予約して行ってきました。
今年は恵比寿の老舗、利華を選びました。
上海蟹のコースは2つありますが、
老酒漬けのある、7500円のコースと思いましたが、
もう1000円出すと、蒸し蟹が半身から一匹になる、
ということでそれにしちゃいました。
行ってみてわかったのですが、
ここは友人の高校同級生のお店でした。
そんなことから話も盛り上がりました。
前菜。
ワカサギの中華漬け、くらげ、蒸し鶏、ピータン、トマト。
「今日はこれを出しますよ〜」
と林店主さん。
きちんとタグが付いてます。
これがあとで蒸されて再登場することになるのです。
来ました。老酒漬け。
別名酔っ払い蟹。
もがれた足の根元にはミソと黒い卵がたくさん!
ウ(◎◎)マ~~~!!!
ああ。たまらん。
このねっとり感。
紹興酒ください!
ビールは残っていたけど、
やはり紹興酒を欲しました。
最高の取り合わせですよね。
海老と銀杏炒め。
大きな銀杏とプリプリの海老が
シンプルに塩炒めになっていて、おいしいです。
「冷たいものの次にこれでお腹をあたためて!」
だそうです。
次は蒸し蟹。
上海蟹自体は小さいので、
食べる身は少ないですけど、
まあ、お祭りですね。
ちなみにこれは雄。
足の根元についている白子が絶品でした。
鶏と和栗の煮こみ。
この栗が入ったときだけ作るそうです。
鶏のおいしいこと。
そして栗の甘くて香りのいいこと。
すごい料理です。
上海蟹煮込み。
手をぎとぎとにしながらむしゃぶりつきます。
うまうま〜
残ったソースは花巻で。
最後の締めはフカヒレお粥。
お粥っていうより雑炊だったな。。
でも、フカヒレも贅沢に入っていて、すごいおいしい。
デザートは杏仁豆腐とライチ。
濃い味わいと杏仁の香り。
これはすばらしい。
最近、昔食べた杏仁豆腐ってあまり見かけなくなりましたよね。
ゼラチンで固めたゼリーみたいなの。
店主さんがぼやいてましたが、
この2,3年、上海蟹を食べにくるお客さまが減っていくばかりだと。
でも、ここは安いので、多くの人に行ってもらいたいと思います。
利華、おいしかったです。
上海蟹以外でも来たいと思います。
ぐるなび
このあとは暗いバーで仕上げの一杯。。。