ある日、駅に置かれていたタウン誌に目が行きました。
「横浜フランス月間2012」
何げなく手に取ると、横浜周辺でいろいろなイベントが
6/2から7/15まで開催されています。
http://www.institut.jp/ja/evenements/11840
その中で特に目を引いたのが、
ブルゴーニュワインセミナーとシャンパーニュセミナー。
共にフルコース付きでお値打ちでした。
前者は日程的に無理だったので、
シャンパーニュセミナーに友人を誘って参加してきました。
日仏学院の主催で、その会員ですと5000円。
一般は6000円でした。
それでも安いと思いました。
場所は日本大通り駅の真上のビルの2階にある、
CAFE de la PRESSE。
同ビルにあるアルテリーベと同経営です。
カフェ という名前ですが、どっしりしたフランス料理も対応しています。
当日は当然貸切。
席数は50ほどでしょうか。
メニューも置かれています。
シャンパンは4種類でるようです。
楽しみ。。。
まずは主催者側の挨拶から始まりました。
通訳付きのフランス語。
シャンパンの歴史、定義、作り方、テロワールなど、
事細かに説明を受けます。
本格的なセミナーです。
ま、でも、シャンパンと食事が主な目的。。。(^^;
パンに続いて1つ目のシャンパン提供。
Heidsieck Monopole Gout americain Extra Dry(5900円)
淡いゴールドで、甘い香り、すっきりしていて食前酒にぴったり。
前菜
季節の野菜と鶏肉のテリーヌ
アンディーブサラダとグリーンマスタードのムース
あっさりした前菜によく合います。
奥のテリーヌが特に気に入りました。
2つめのシャンパン。
VRANKEN DIAMANT BLANC MILLESIME 1999(10300円)
色が濃いです。
そしてかなりの熟成香。
瓶内熟成は5年以上だそうですよ。
まるでシェリー酒のように重厚な味わい。
そして、透明で凹みのあるボトルが特徴的。
合わせるメイン料理は
スズキのグリルエ、グリーンアスパラガスとポム・ブションを添えて
フヌイユのソースで
重厚なシャンパンに合います。
淡泊なスズキですが、フェンネル風味のバターソースがいいですね。
ポム・ブション とは直訳すると「じゃがいもの蓋」。
ジャガイモとバターとなんやかんやでワインのコルクに似せて作ったとか、でしょうか。
3つ目のシャンパン。
Charles Laffitte Brut 1834(5700円)
1つ目と比べると少し色が濃いです。
何しろ香りがすばらしい。
置かれた瞬間にふわーっといい香り。
味わいも酸味甘味のバランスよく、
これが周辺の声では一番人気でした。
料理はシェーブルチーズのムース仕立て
くるみとぶどうのパン
ヤギのチーズの香りを見事に薄くしています。
このムースはめちゃくちゃおいしいです。
パンにぬってもそのままでも。。
最後です。
VRANKEN DEMOISELLE BRUT ROSE NV(7200円)
ぼけちゃったので小さくしました(^^;
これはロゼです。
でも、ドライな味わいは食前酒でもいいと思います。
香りもよくいいシャンパンですね。
これはデザートに合わせられました。
赤い果実を使ったグラタン風
主にカシスを使った使っているようです。
温かなムースグラタンにアイスクリームが乗ってます。
でも、これはシャンパンには合わない。
甘めのデザート系のものなら合うと思います。
全てのコース料理をシャンパンで味わうという、
貴重な体験でした。
最後はコーヒー。
フランス語がわかると楽しいだろうな、
と思った夜でした。
シャンパン提供
ブランケンジャパン
レストラン
CAFE de la PRESSE
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