あこがれだった、ふるけんにいってきました。
お店に入ると、笑顔の古川店主さんがお出迎え。
いやー、やっとご尊顔を拝すことができ、感無量であります。
今日は予約があまり入っていない、
ということでカウンターの真ん中に陣取りました。
そして、おまかせのコースでお願いしました。
まずはのどを潤し、宴のスタート。
かわいい器で現れたのは、鯨の背脂の餡仕立て。
私は背脂、と言えば豚!なんですが、
鯨の背脂は癖もなく、ゼリーを食べているみたいでした。
なんと言ってもおつゆの味付けがすばらしい。
一気に冷えた体が温まりました。
ちぃ蒸し
名物となっている料理です。
餅米にお出汁をはって蒸したものですが、
パルミジャーノレッジャーノ、ミモレット、クリームチーズという3種のチーズに
からすみ、うにが乗ってます。
すごい豪華!
たまらず日本酒にスイッチ。
だっさいの発砲にごり酒。
これ、最近いろいろなところで目にします。
はやってるのかな。。。
発砲度合いがほんとにシャンパンに近いし、
味わいもいいし、すばらしいお酒だと思います。
お造り
金目鯛の炙りにシマアジ。
和からしの線が引かれ、アイスプラントが乗っています。
右側には普通の醤油と納豆醤油。
手前に盛られているのは、錦木。
わさび、青のり、梅を練ったものです。
錦木って初めて聞きましたが、古川さんにいろいろ教わりました。
「錦木というのは薬味になるような葱、茗荷、本ワサビ、鰹節、大根おろし、揉み海苔等々に
醤油を垂らして混ぜ合わせもの。細かく刻んだ野菜やシラスを会わせることもあります。
その昔遊郭に泊まった朝に遊女が馴染み客に作ってあげたツマミという色っぽい話もあったり、
北大路魯山人が大根おろし、鰹節、揉み海苔を混ぜてご飯にかけて食すのを好んでいて
錦木と呼んでいたという話もあるらしい」
その後調べてみたらこんなことがわかりました。
日本料理はまだまだ知らないことがたくさんあります。。
あ、お刺身は当然おいしかったです。
納豆醤油がおもしろかったな。。。
牛肉盛り
大好きな青ザーサイが添えてありますね〜
しかし、おいしい肉。。
塩でさっぱりといただきました。
手前の肉にはかんずりがかけられています。
辛くて香りがよくておいしい。
今度はワインにスイッチ。
ボルドーのプチシャトー、クロ・ピュイ・アルノー。
メルロ主体ながら、タンニンの渋み、甘さ、ナッツのような香りがすばらしいです。
茶碗蒸し
海苔の餡がはってあり、
ひと味違います。
葉ゴボウの甘酢漬け
おしのぎで出していただきました。
ほのかの牛蒡の香りがして、おいしい。
スペアリブの蕪蒸し
スペアリブは4時間くらい炊くそうです。
柔らかくて、絶品。
お食事
明太子とゆり根のご飯です。
お腹いっぱいだったけど、おかわりしました。
バターの香りもしてなにしろうまい!
デザート
アイスクリーム、白玉団子、あずき、ココナッツミルクなど
いろいろな味がしておいしかったですねー。
心の底から楽しませていただきました。
さすが食幹から独立1号のお店。
すばらしかったです。
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