一度ランチのラーメンをいただいて感激しましたが、
それよりも店の雰囲気が一発で気に入り、絶対夜に来てみたい、と思いました。
そして、飲み仲間を誘って行ってきました。
まずはアサヒの琥珀生で乾杯。
今日は6500円のおまかせコースにしました。
蕪のすり流しが、かわいい九谷の器で登場。
大きさが伝わりにくいですが、ぐい飲みぐらいのサイズ。
蕪の香りを残ししつつ、やさしい味わいです。
ぐぐぐ、っと一気に引き込まれました。
やはりこの店、おいしいぞ、と。
次はいろいろ野菜の蒸し物。
見たことも内野菜が一杯並んでます。
緑のはスティックセニョール、手前が紅芯大根、その奥が辛み大根、
一番左が蕪、右奥の黄色いのは黄カリフラワー、園手前は紅白大根。
一番下にはバターナッツというカボチャ。
これらを藻塩につけていただきます。
これがバターナッツの原型。
これが甘くてとってもおいしかったです。
確かにバターとかナッツの香りに近いものがありました。
ここいらで日本酒にスイッチ。
いま話題の醸し人九平次・ポンヌフ。
きれいなピューターのとっくりに入ってやってきました。
香りが上品で料理の邪魔をしないお酒ですね。
おいしい!
次はお造り。
松輪の鯖、氷見の鰤の大トロ、縞鰺、水だこ。
鯖うまいっすね〜〜
やはり松輪の鯖はブランドものだけあります。
次がこの日一番心に残った燻製もの。
鮭、アグー豚、チーズ、ホタテ。
どれも燻製のポピュラーなものですが、
その薫香たるや、半端じゃありません。
焦げ臭くなるギリギリのことろじゃないでしょうか。
これらがおいしいのなんの!
上にかかっているのは、とろっとしたたまり醤油だそうです。
この醤油との相性も抜群でした。
焼酎もいただいておきますか。。
これもピューター。
これって、万はするよね。
初期投資は高いですが、
ずっと割れないので長い目で見ればお得なんだそうですよ。
続いて八寸。
これがめちゃくちゃ楽しかったですー。
左から時計回りにに、揚げ銀杏、自家製イカの塩辛、アンコウの胆、白子の天ぷら、
真ん中が鯖のへしこ・クリームチーズ。
どれも笑ってしまうおいしさ。
銀杏を揚げるところはさすが。
塩からはやさしい塩加減。
アン胆はとっても柔らかで、ポン酢のジュレがにくい。
白子の天ぷら、なんておいしいのでしょう。
そして、へしこ。
クリームチーズと共にいただくのがまったくもってアリ!
これほどの相性とは思わなんだ。
3人でぎゃーぎゃー言いながら楽しみました。
そして、鍋タイム。
しゃぶしゃぶと牡蠣の味噌鍋とすき焼きが選べます。
私はすき焼きにしました。
いちいち驚きますが、抜群においしい。。。
こんなすき焼きたべたことない。。。
他の二人の牡蠣鍋としゃぶしゃぶもすごくおいしかったです。
そして、締めはもちろんラーメン。
ハーフサイズです。
いかにも九谷の色合いの器です。
スープは和風だしのやさしい味。
やはり、これはかなりおいしいです。
麺は三河屋製麺さんの細ストレート。
しこっとした食感はベストマッチ。
スープまで完食し、満腹です。
デザートは雪見大福みたいな氷菓子。
適度にクールダウンしてくれました。
しかし、よく食べ、よく飲みました。
その割にはあまり高くなかった。。。
この店、最高です!
星火 (割烹・小料理 / 自由が丘駅、都立大学駅、奥沢駅)