2010年03月11日

PIRANHA(ピラニア)@白河 白河では一番のイタリアンだと思います。ただ・・

2010/3/1訪問

よく行く出張先の福島県白河。
夕食は一人が多いので、寿司屋がほとんどなのですが、
以前連れて行ってもらったイタリアンレストランが気になっていたので、
一人で行ってみました。

こちらは店主さん一人でやっているお店です。
テーブル席もありますが、鉄板のあるカウンターに座って、
ワインを楽しみながらお料理をいただくのがおすすめかと思います。

実は以前に来たとき、パンが出てきたあとでオリーブオイルを所望したら、

「・・・・あれは邪道です・・・
パンは料理のソースなどをすくって食べるのがほんとです・・・」

と無表情で言われたのです。
結局出してくれたのですが、
あまりにも無愛想で、かえって面白いなと思いました。
店のワインを見ても、料理の品揃えや店内の様子から
ただものでない空気も感じていましたし。


今日は扉を開けると、誰もいませんでした。

カウンターに腰掛けると目の前の黒板にびっしりと丁寧に書かれたメニュー。

DSC01751.JPG

手元にはコースなどのメニュー。

DSC01752.JPG

ピラニアコースもいろいろ食べられて魅力的なのですが、
こちらの前菜はかなり豪華なので、エノテカコースにしました。
前菜盛り合わせと、魚料理・肉料理・パスタ・ピッツァから一品です。

大きな鉄板が目をひきます。

DSC01754(1).jpg

まずはハートランドビールでクールダウンしていると、
前菜が来ました。

DSC01748(1).jpg

これこれ。
今日も豪華じゃないですか!
たまらずハウスワインを注文しました。

DSC01750(1).jpg

パンも来ました。

DSC01749(1).jpg

大人なので、オリーブオイルは頼みませんっ。(^^;
フォカッチャとバゲット。
焼きたてでおいしいですね〜
豚のテリーヌを塗ったりして食べましたよー。



このあたりでご主人と話をしてみました。
フランスで長いこと修行したとのこと。
住み家の向かいにおいしいイタリアンがあり、
それでイタリアンに目覚めたらしいです。
自分で無愛想で生意気だとは思っているようですが、
スタイルは曲げられないようです。

料理のこと、ワインのこと、結構楽しく話をしました。
勉強にもなりました。

飲みながら話をしていたので、
ワインもすぐになくなり、ボトルで発注。

DSC01755(1).jpg

Chinon Les Montifault 2007 Langlois-Chateau
カベルネフランですっきりとした酸味があり、
赤ですが、前菜類とか、トマトソースのパスタに合ったりします。

主菜はトリッパのトマトソース煮込み。

DSC01753(1).jpg

・・・
これヤバイくらいおいしい。
臭みがほとんどなく、下処理の丁寧さと味付けの繊細さが伝わる。。
失礼ながら、この地でこの味をわかる人は少ないかと。。。
ご主人もそのようなことをおっしゃっていましたが、
それでいいのだそうです。

地産地消も考えての白河凱旋なのだそうです。
トリッパに乗っている、プチヴェールという珍しい野菜も地元のものとか。

料理がなくなったあと、チーズを少し切ってもらいました。

DSC01756(1).jpg

テテドモア、ペコリーノロマーノ、パルミジャーノレッジャーノです。
真ん中にあるのは干しぶどうでなく、「干し豆柿」だそうです。
ブドウほどの小さな柿だそうですが、始めて見聞きしました。
甘くておいしかったです。


確かに人当たりに問題のあるご主人ですが、
料理は間違いがなく、破格です。
ワインももちろん安くいいものが頂けるこの店。
これからも利用させてもらいます。

今日はワインボトル(3000円くらい)含み、約7000円でした。


PIRANHA (イタリアン / 新白河)
★★★★ 4.0

posted by ぼぶ at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。